今日は妻と高野山に行った。関西に来て10年。高野山に行くのは初めて。妻は小学校かなにかで林間学校で高野山に行った事があるとか言っていた。
 昨日季節を感じるようになったぐらいのことをブログに書いてしまった行きがかりもあり紅葉を求めたくなり今朝インターネットであれこれ検索したら高野山は既に紅葉が始まっている様な記事が書いてあった。わたしは高野山に行った事が無かったのでせっかくの機会だと思い妻と連れ立って高野山に向かった。
 高野山に対して私の知識は皆無。弘法大師が真言宗を開いた山。この知識しかない。電車で気軽に行けるところと思っていた。確かに電車で行く事が出来るし直行便もあるが事前に調べておかないとたどり着くのが大変。私らも電車を2度乗り換えた。高野山最後はケーブルカーで山を上がりバスで奥の院と呼ばれるところに行くのだが、南海電車の高野下~極楽橋までの区間は山の中を縫うように電車は走っていく。坂を上がっているのを意識できるくらいゆっくりと車輪とレールの擦れる音を立てながら進んで行く。私はこんな山の中まで電車が走って行くとは思っていなかったからびっくり。そしてバスで高野山駅から奥の院に向かう道すがらをみてまた驚いた。私は山に大きなお寺がデーンとそびえていると勝手に思い込んでいたものだからこんな寺町が形成されているとは思わなかった。4千人もの人が住んでいるとの事だった。こんな山奥にこんなに大きな宗教都市があるのにびっくりした。弘法大師さんも凄いところに街を築いたものだと感心した。言ったら日本のマチュピチュ?インカ帝国って感じこっちも世界遺産だから大した物。そして奥の院にあるお墓をみてまた驚いた。豊臣秀吉、徳川家など日本の歴史上名前の出る人々や日本を代表する企業の慰霊塔が並んでいた。
 初めて行った高野山紅葉を見に行ったのだけど何か違う方で関心をしてしまった。今度は宿坊にでも泊まってゆくりしてみたいと思った。